慢性腎不全で障害基礎年金2級が決定、年間約78万円を受給できたケース
相談者:男性(40 代/会社員)
傷病名: 慢性腎不全
決定した年金の種類と等級: 障害基礎年金2級
年間約78万円を受給できたケース
相談時の相談者様の状況
会社の健康診断で血糖値を指摘され、医療機関を受診しました。検査の結果、糖尿病と診断され、治療をしていましたが、その後、徐々に症状が悪化し、血液透析を開始しました。現在も週3回の透析治療を受けています。
自分で障害年金の申請を進めていましたが、初診時の医療機関にカルテがなく、自分では難しいと感じ、相談に来られました。
今回の請求のポイント
糖尿病からの慢性腎不全の場合、糖尿病の症状で初めて医療機関を受診した日が初診日となります。
糖尿病は治療が長期間に渡るため、初診時の医療機関にカルテがない場合があります。カルテがない場合は、2番目以降に受診した医療機関で証明してもらうことで初診日が証明されることもあります。
相談から請求までのサポート
初診日が約25年前のため、当時受診していた医療機関にはカルテがありませんでした。初診後、いくつかの医療機関を受診していましたので、各医療機関へ問い合わせをした結果、20歳前に糖尿病と指摘されていたことがわかりました。
受診状況等証明書を取得した後、主治医へ診断書の作成依頼をし、併せて発病から現在までの病歴、治療の経過、日常生活の状況を病歴就労状況等申立書に記載しました。
結果
慢性腎不全で障害基礎年金2級が決定、年間約78万円を受給できました。